名蔵川が石垣島最大の湾・名蔵湾へ注ぐ一帯の湿地帯と、その付近に広がる干潟やマングローブ林や原野は、
地元では名蔵網張(名蔵アンパル)と呼ばれています。
かつて名蔵アンパルでは石垣島の地元の人たちが魚や海藻、貝などを採取していました。
名蔵川が石垣島最大の湾・名蔵湾へ注ぐ一帯の湿地帯と、その付近に広がる干潟やマングローブ林や原野は、
地元では名蔵網張(名蔵アンパル)と呼ばれています。
かつて名蔵アンパルでは石垣島の地元の人たちが魚や海藻、貝などを採取していました。
石垣島といえばサンゴ礁や熱帯魚と泳げるシュノーケリングやダイビングが人気ですが、名蔵アンパルでは川から自然を眺めて楽しむこともできます。
ダイビングやシュノーケリングなどは人によっては難しく、お財布にも負担がかかりますが、
名蔵アンパルの駐車場から名蔵川の川岸に降りれば無料で石垣島の自然と触れ合えます。
温暖な気候の石垣島は、渡り鳥たちの絶好の中継地となっています。
春と秋の渡り鳥シーズンでは、石垣島の名蔵アンパルにアカハラダカやカンムリワシなどが飛来しています。
またマングローブ林の干潟では、石垣島でよく見られるベニシオマネキやトントンミー(ミナミトビハゼ)の生態を観察できます。
その自然の豊かさから、名蔵アンパルは2005年にはラムサール条約の登録地に、2007年には西表石垣国立公園の特別地域に指定されました。